プラスチック成形品が使われている事例のうち、薄型・軽量化が進んでいるノートPC・モバイル機器での活用事例を紹介しています。
ノートPCの筐体にプラスチック成形品が使われています。ノートPC筐体は天板・パームレスト・底面の3つから成り立っており、低価格帯の製品は3つのパーツすべてがプラスチック成形品、というケースも珍しくありません。
さらに高級感を感じさせる製品の中には、ガラス繊維やカーボン繊維を編み込んだ強化プラスチックを使用しているケースもあり、ノートPCの薄型・軽量化に一役買っています。
その他、キーボードやマウスなどのPCアクセサリー類にもプラスチックが使用されています。
国内のケータイ・スマホ所有者のうち、94%の人が活用しているスマートフォン。スマートフォンに使われているプラスチック成形品はどのようなものがあるでしょうか。
最たるものとしてはスマートフォンのボディが挙げられます。耐衝撃性に優れた素材を使っているため、落下しても割れにくいだけでなく、スピーカーや音量ボタンを取り付けるための穴が開いていても、プラスチックボディは破損しません。
また、ボディにプラスチック成形品を使用することで、薄型・軽量化だけでなく、コストを抑えるメリットも得られています。
落下時の衝撃や水などからスマートフォンを保護するケースにもプラスチック製品が使われています。
主にスマートフォンの形に成形されたポリカーボネートが用いられる「ハードケース」、熱可塑性ポリウレタンが使われ、多少変形可能な「ソフトケース」に大別されます。
特にハードケースの場合、様々な色やデザインがあり、多彩な商品展開がされています。
国内外すべての事業所で国際品質保証規格ISO9001:2015の認証を取得。また、自動車産業向け(ISO/TS16949)、医療機器向け(ISO13485)のISO品質マネジメント規格認証を別で取得しており、厳格な品質管理で金型作成・部品成形に対応します。
創設(1970)以来、生活雑貨や家電製品などの金型を手がけてきたノウハウで、熱可塑性樹脂金型、熱硬化性樹脂金型、ダイカスト金型のいずれにも対応可能。金型品質とコストのバランスを考慮しつつ提案してくれます。
化粧品・食品容器金型製造を手がけて50年。「職人×多能工」の考え方で、機能とデザインを両立させた化粧品容器の金型を製作しています。製品のイメージがあれば、図面がなくても発注できます。