「小・中ロット」から「大量ロット」まで、多くのニーズに対応している御津電子株式会社、そのこだわりや取り組みについて紹介します。
御津電子では対応するロットによって、製作する金型の種類を変えています。必要な生産数が2万個までであれば、「簡易金型・試作金型」でのコストダウンを提案できます。
簡易金型であれば、依頼から量産開始まで最大で2か月のスピード納品が可能。仕様や図面、製品用途、材料などが確定していれば、よりスピーディに対応できる可能性もあります。
もちろん、2万個以上を生産できる「量産金型」の製造にも対応。JIS規格のIT基本公差等級で、寸法精度がIT18レベル相当の金型を仕上げられます。
御津電子では様々な種類の樹脂製品を生産できます。PE・PP・POMなどの汎用プラスチックはもとより、PBTやABSなどのエンプラ、PEAKやPPSといったスーパーエンプラの樹脂成形に対応。皿にはガラスフィラーや難燃性素材を使った成形も可能です。
作製できる成形品の大きさは一辺が1mm~200mmのもの。保有している成形機も18t~280tと小型のため、小さな機械部品などを得意としています。
印刷や超音波圧入、インサート成形、二色成形といった二次加工にも対応可能です。
多色成形(2色成形)とは?
メリット・デメリット、対象分野をチェック
御津電子は「小ロットから作成したい」「こんな感じの制御装置を作成したい」そんな思いを形にできる会社です。御津電子では、設計&開発の専門スタッフが在籍しているので、作製したい部品のイメージを実現できます。
QCDを叶える
おすすめプラスチック金型メーカー・成型会社3選
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御津電子では自社の強みとして「信頼の品質・安心の納期・圧倒的なコストパフォーマンス」の3つの点を挙げています。
品質面では国際規格のISO 9001・IATF16949を取得し、品質管理を徹底。その成果として、2019年度の出荷実績によると、良品率99.99%の高品質を達成しています。
また、無駄のない生産工程を管理することで、納期遵守率は98.27%(2019年度実績)という数字も叩き出しています。
さらに、依頼企業が市場優位性を確保できるよう、コストダウン提案にも対応してくれます。国内拠点にこだわらずに海外拠点を活用したり、自社で治具を製作し、自動機の利用と組み合わせたりすることで、より良い製品をより安価に提供できるよう提案しています。
そのため、2019年度の見積実績によると、依頼企業の希望単価から、平均して30%のコストダウン提案をしています。
会社名 | 御津電子株式会社 |
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本社所在地 | 岡山県岡山市北区宿本町8-15 |
営業時間・定休日 | 公式サイトに記載なし |
電話番号 | 0869-34-5740 ※牛窓工場 |
URL | https://mitsudenshi.co.jp |
御津電子は、依頼されたロットによって製作する金型の種類を変えることを提案するなど、依頼企業の希望単価より平均で30%コストダウンの提案をしています。単にコスト削減するだけでなく、国際規格ISO9001やIATA16949を取得して、徹底した品質管理も行い、良品率99.99%を達成。さらに生産工程の無駄を省き、高い納期遵守率も実現しています。
品質・納期・コストの面で優れた御津電子では、多様な種類の樹脂製品を生産でき、一辺が1〜200㎜の小型機械部品などを得意分野としています。
国内外すべての事業所で国際品質保証規格ISO9001:2015の認証を取得。また、自動車産業向け(ISO/TS16949)、医療機器向け(ISO13485)のISO品質マネジメント規格認証を別で取得しており、厳格な品質管理で金型作成・部品成形に対応します。
創設(1970)以来、生活雑貨や家電製品などの金型を手がけてきたノウハウで、熱可塑性樹脂金型、熱硬化性樹脂金型、ダイカスト金型のいずれにも対応可能。金型品質とコストのバランスを考慮しつつ提案してくれます。
化粧品・食品容器金型製造を手がけて50年。「職人×多能工」の考え方で、機能とデザインを両立させた化粧品容器の金型を製作しています。製品のイメージがあれば、図面がなくても発注できます。