新たにプラスチック金型の製作やプラスチック成形品の量産を依頼する企業を探す際、どんな基準で選べばよいでしょうか。金型製造の技術力や保有する製造機械のポテンシャルも重要ですが、最も気にするべきは品質管理への取り組みです。
各種製品の上流に位置する企業ほど、部品一つひとつの品質を重視しています。リコールによって製品の回収や修理・交換などが発生すれば、業績へのダメージはもちろん、ブランドイメージの低下にもつながりかねないからです。
そうした事態が起こる要因を一つでも減らすためには、品質管理体制を整えたパートナー会社を選ぶべきなのです。
事実、Tier1と呼ばれる大企業の中には、「ISO 9001の認証を取得していない=品質管理体制が整っていない」と判断され、発注を取りやめる、契約を打ち切るというケースがあります。
また、自社がISO 9001認証を取得していても、パートナー会社がISO未取得だと、自社も合わせて契約打ち切りとなる可能性もあります。
ですので、パートナー会社を選ぶ際は、最低でもISO 9001を取得しているかを確認するようにしましょう。
品質管理の国際規格には、全業界を対象としたISO 9001をベースに、業界ごとにカスタマイズしたセクター規格と呼ばれる規格があります。
自動車産業向けのISO/TS 16949や医療業界向けのISO 13485がそれに当たります。各産業のサプライヤーには、ISO 9001と同様に認証の取得が求められるでしょう。
品質管理システムのセクター規格で多くの認証を受けている企業であれば、高いレベルでの品質管理体制が整っており、納入先から求められる品質基準をクリアできる、つまり、高い品質の製品を納入できるという訳です。
自動車産業の国際的な品質マネジメントシステム規格を取得している企業から部品の供給を受けることで、自社製品の品質が高いレベルで安定していることをアピールできます。
品質向上に関しても規格に則って対応するため、自社・パートナー企業ともに、同じレベルで改善に取り組めます。
医療機器産業に特化した品質マネジメントシステムの国際規格を取得している企業から部品を供給されることで、管理医療機器や高度管理医療機器の取り扱いが可能となります。
また、薬事法にも対応できている企業だと証明されているので、品質面の他にコンプライアンス面でも、納入先からの信頼を得られます。
国内にあるプラスチック金型製造・成形会社のうち、ISO 9001に加えて、自動車産業向けと医療機器向けの3つの品質マネジメントシステムの認証を受けている会社は、2022年4月20日時点で調べた限り、京都プラテックだけでした。
京都プラテックの品質への取り組みや強み、おすすめする理由をまとめましたので、新規のプラスチック金型製造・成形会社を探している企業担当者の方は、ご一読ください。
1982年にプラスチック成形の請負業者として創業し、1990年より金型の設計・製作事業を開始しています。
海外にも拠点を展開し、中国・タイ・メキシコでそれぞれ金型の設計・製作からプラスチック成形品の量産まで対応可能です。
プラスチック成形に限らず、電子機器ユニットの開発や設計、モデリング、製造の工程も請け負っています。
京都プラテックでは国内外全拠点でISO 9001の認証を取得しています。それに加えて、ISO/TS 16949(自動車産業向け)・ISO 13485(医療機器向け)の認証も取得済み。それぞれの業界に向けて定められた品質管理体制を整えており、依頼企業からの要求品質を満たすだけでなく、より高性能な製品づくりを目指しています。
より良い製品づくりを推し進めるために、品質管理システムの適切な運用はもとより、改善活動も積極的に行っています。
京都プラテックでは、国内、中国、タイ、メキシコに生産拠点を置き、各拠点で金型の製作からプラスチック成形・量産まで一貫して対応できます。
インサート成形やインモールド成形、2色成形など、特殊なプラスチック成形も依頼可能です。
国内工場では住友製の成形機を導入し、高精密・安定した成形を実現。中国・タイ・メキシコの各拠点でも、国内工場と同等品質の成形ができるよう、国内から指導・交流を積極的に行っています。
京都プラテックには金型作製部門、プラスチック成形部門のほかに、設計部門・2次加工(加飾)部門・プレス部門・基盤実装部門・完成組み立て部門があり、一貫した対応が可能です。
加飾はスピンドル塗装やシルク印刷、パッド印刷(タンポ印刷)などに対応可能。多様な2次加工設備を有しています。
基板実装部門は高速チップマウンターを4ライン保有。家電や車載、民生品など、樹脂部品と組み合わせてASSY品・完成品にするだけでなく、電子部品等の自家調達も可能です。
完成組立部門ではライン組立、クリーンルーム組立・検査、セル式組立、自動検査機など、生産品・数に応じたマルチなラインを構築し、省力化・自動化にも注力。
超音波溶着や樹脂ポッティング、巻き線ASSYも行い、取り扱いがデリケートな防水商品、パネル、医療機器、食衛品など多様な加工と生産に努めています。
1982年に創業した京都プラテックは30年の実績を持ち、複雑な金型・成形物の対応に自信を持っています。
品質管理の点ではISO 9001だけでなく、自動車・医療機器それぞれの業界向けに定められた品質管理体制を整えており、中国・タイ・メキシコにある海外拠点でも、国内と同レベルの品質に統一するよう取り組んでいます。
厳しい品質管理体制を敷き、国内・海外拠点のいずれでも同じレベルの製品を仕上げられるので、品質を高く保ちたいのであれば、一度相談することをおすすめします。
京都プラテックの
公式サイトで
対応可能な製品について
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会社名 | 株式会社京都プラテック |
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本社所在地 | 京都府久世郡久御山町森中内61-2 |
営業時間・定休日 | 公式サイトに記載なし |
電話番号 | 075-632-3993 |
URL | http://www.kyopla.co.jp/ |