京都プラテックが電動鼻吸い器SHUPOTの開発から携わった、ピジョン株式会社 設計開発部の田中さんと林さんにインタビューを行いました!
電動鼻吸い器SHUPOTは「鼻水キャッチャー」という部品によって、手入れのしやすさが実現しています。吸った鼻水が本体まで流れずに鼻水キャッチャーに溜まるため、この部分さえ洗えば良いのが大きな特徴です。
今回のインタビューでは、開発・部品の金型設計から製品化までを一貫して対応してもらえるメリットについて詳しく伺っています。
さらに、電動鼻吸い器SHUPOTの開発から製品化までの実際の事例を紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
前モデルからのリニューアルを検討中で、性能を向上させたいと考えており、それを実現できる会社を探していました。
特に実現したかった性能のこだわりは、「吸引力の向上」と「静音化」の両立でした。
生産能力も課題の1つでした。需要に対して十分な生産能力を確保しないと、欠品の恐れもあるためです。
技術的にマッチしていて、生産能力も確保できる会社を探すことは難しい状態でした。
過去に一度、別件で京都プラテックとは繋がりがあったのですが、その際はご縁がありませんでした。
電動鼻吸い器の開発に行き詰っているなか、2021年に年賀状をいただいたことをきっかけに、京都プラテックにすぐに相談を持ち掛けました。
電動鼻吸い器は医療機器になるため、医療機器製造ライセンスを保有していることは必須でした。そのため、医療機器製造ライセンスを持っている企業の中で探していました。
しかし、理想の性能実現やコスト課題を抱えていたため、それらの解決に適した企業からも探してみようと思い、京都プラテックに相談しました。
電動鼻吸い器の心臓部であるポンプの開発実績があり、さらに量産もできる京都プラテックにお願いしようと決めました。
京都プラテックからも前向きな提案をいただき、具体的な実現イメージを持つことができました。
誠実な対応で、パートナーである我々ピジョンのために動いてくれました。
前のモデルの電動鼻吸い器からの吸引力の向上と静音性の実現は必須と考えていました。また、前モデルからの改良点の実現もしっかり行える技術力があるというのが理由です。
開発から製品化まで一貫して依頼できることや、目標コストへの実現力も魅力的でした。
医療機器製造ライセンスの取得に前向きに対応してくださったことも理由の1つです。
京都プラテックは様々な業界での実績があるので、使用用途を聞いて、製品を使う消費者のことも考えたベストな提案をしてくれたことです。
静音性やポンプの要件の実現を行ってくれました。
京都プラテックの本社は京都府ですが、神奈川県川崎市にも開発拠点があったので、我々の会社にも近く、打ち合わせがしやすかったです。
部品1つから一貫して国内海外問わず迅速に対応してくれることも京都プラテックの魅力でした。
金型技術も高いため、成形品の外観や精度も良く、出来上がりにとても満足しています。
京都プラテックを選んだ理由の1つである、24時間の生産能力があるのも、依頼して良かったことです。
開発から製造までを京都プラテックが一貫して行っているため、製品の狙いを分かった上で設計面やそれを加味した製造面の提案をしてくれるところも良かったです。
おかげさまで、前モデルから各段に性能が良くなったため、より多くのお客様にご使用いただけて、満足のお声もいただいております。
京都プラテックのように1社に一括して依頼ができると管理が楽なのでおすすめです。
自社ではなく外部で成形するパターンや、自社の場合でも複数拠点があると、
修正依頼や対応が別々の拠点で管理されていることがあるので、確認した方が良いです。
やはり開発から製品化まで完結できるとスピード感を持って対応してもらえます。
また、依頼した内容だけではなく、製品の全体を知った状態で提案してくれるかどうかは重要だと思います。
それによって提案の質が変わってきます。
電動鼻吸い器のさらなる進化に向けて、一緒に取り組んでほしいです!
製品開発・部品の金型設計から、部品の組み立て・製品化まで一括して請け負える「京都プラテック」にお問い合わせをしたい方はこちらから。
国内外すべての事業所で国際品質保証規格ISO9001:2015の認証を取得。また、自動車産業向け(ISO/TS16949)、医療機器向け(ISO13485)のISO品質マネジメント規格認証を別で取得しており、厳格な品質管理で金型作成・部品成形に対応します。
創設(1970)以来、生活雑貨や家電製品などの金型を手がけてきたノウハウで、熱可塑性樹脂金型、熱硬化性樹脂金型、ダイカスト金型のいずれにも対応可能。金型品質とコストのバランスを考慮しつつ提案してくれます。
化粧品・食品容器金型製造を手がけて50年。「職人×多能工」の考え方で、機能とデザインを両立させた化粧品容器の金型を製作しています。製品のイメージがあれば、図面がなくても発注できます。