「高性能」で「高品質」そして「長寿命」なプラスチック金型の製品づくりを実現する、不二精機株式会社の取り組み、特徴を解説します。
不二精機では高性能かつ長寿命な金型設計・製作を実現させるため、サブミクロン単位で検査・管理を徹底しています。
流動解析を行なって樹脂の充填バランスや、成形品の不具合発生状況を事前に検証しています。
不二精機は3Dプリンターを導入しており、依頼企業側の製品開発に関わるメンバーに対して、開発している製品がどのような形状になるのか、3Dプリンターによる成形品でイメージを共有しています。
試作金型を作製する必要がないので、その分、製作コストの削減がかないます。
不二精機では自動車用の精密部品をはじめ、デジカメ用部品・CDケース・導光盤など、精密分野の成形実績が多くあります。
製造できる成形品の材質は多岐に渡り、汎用樹脂はもちろん、エンプラ・スーパーエンプラ・特殊樹脂の成形にも対応可能です。
万全の品質で製品を提供するために、ISO 9001・ISO/TS 16949に則った品質管理体制を敷いています。
不二精機は製品強度を重視しつつ、軽量かつハイクオリティーな製品を実現しています。そのため自動車業界や安全保安部品を扱う業界、そしてカメラ業界から高く評価されています。
特に強度に関しては人命を預かる安全部品にも使用され「3年連続流出不良”0”」(2022年4月20日時点)という素晴らしい実績をあげています。
QCDを叶える
おすすめプラスチック金型メーカー・成型会社3選
強度を重視しての形状提案を行い、成形品の用途を理解した上での品質管理体制を構築し、高品質な状態で納品した成形品です。
要求される品質に応えるために、形状の検討・提案を繰り返して品質向上を図った成形品です。
同社自慢の金型技術を用い、カム形状の作りこみを行い、成形した光学部品です。
1965年に大阪市生野区で設立された不二精機。設立当初から精密プラスチック金型の製造・販売を行なっていました。1972年に愛知県に東松山工場を設立し、成形品の製造販売にも着手。「精密金型の不二精機」をブランドに西日本に展開していきます。
2001年にはタイ・上海・蘇州にそれぞれ拠点を設立。中国の2拠点にはその後、クリーンルームも設置して、精密部品の製造に注力しています。
会社名 | 不二精機株式会社 |
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本社所在地 | 大阪府大阪市中央区瓦町4-8-4 井門瓦町第2ビル5F |
営業時間・定休日 | 公式サイトに記載なし |
電話番号 | 06-7166-6820 |
URL | https://www.fujiseiki.com |
サブミクロン単位での検査・管理を徹底し、製品の高い性能や長寿命を実現している不二精機。その品質管理は、自動車用の精密部品やデジタルカメラ用部品、導光盤などの精密分野の豊富な実績が物語っています。その強度が評価され、人命を預かる安全部品にも使われており、「3年連続流出不良“0”」の実績も。
また3Dプリンターの導入により、開発製品のイメージを共有。試作金型が不要となりコスト削減を実現しています。海外拠点にもクリーンルームを設置し、精力的に精密機器製作を行っています。
国内外すべての事業所で国際品質保証規格ISO9001:2015の認証を取得。また、自動車産業向け(ISO/TS16949)、医療機器向け(ISO13485)のISO品質マネジメント規格認証を別で取得しており、厳格な品質管理で金型作成・部品成形に対応します。
創設(1970)以来、生活雑貨や家電製品などの金型を手がけてきたノウハウで、熱可塑性樹脂金型、熱硬化性樹脂金型、ダイカスト金型のいずれにも対応可能。金型品質とコストのバランスを考慮しつつ提案してくれます。
化粧品・食品容器金型製造を手がけて50年。「職人×多能工」の考え方で、機能とデザインを両立させた化粧品容器の金型を製作しています。製品のイメージがあれば、図面がなくても発注できます。