名古屋精密金型の会社情報や強み、同社の金型製作とプラスチック成形の特徴、どんな会社におすすめか、事例や対応業界などについて調査して紹介しますので、ぜひお役立てください。
名古屋精密金型が掲げるモットーは「品質保証・高い技術力・実習制度での技術の底上げ」です。その成果として、平成24年には戦略的基盤技術高度化事業に認定されています。
その対象となった事業ではアルミを用いて鏡面金型を作製することで、射出成形の品質安定化につなげています。
同社の副社長を務める平原忠志氏が2015年に厚生労働省から「現代の名工」として表彰され、2018年には黄綬褒章も受賞しており、名古屋精密金型が高い技術力を持っていることが推し量れます。
名古屋精密金型が主に取り扱っている成形品は自動車のランプ部品です。
自動車のデザインに大きな影響与える「ヘッドランプ」や、後ろ姿をスタイリッシュにみせる「リアコンビネーションランプ」は、高性能であり高品質であることが求められています。
アルミ金型を使用して自動車ヘッドランプのレンズを薄肉・大型・低コスト化する技術を開発したことで、成形の際の樹脂温度の低下や高強度化にも成功しています。
名古屋精密金型が得意とする「微細加工技術」や「鏡面磨き」は高品質&高性能でありながら、デザイン性も重視される自動車のランプに多く使われています。
美しいフォルムを実現する技術は、ゴルフのアイアンにも使用されゴルフ業界からも高い評価を得ています。
QCDを叶える
おすすめプラスチック金型メーカー・成型会社3選
名古屋精密金型のレンズの製作事例です。
名古屋精密金型は、1975年4月に名古屋市に創業。熊本に工場を持っているだけでなく、ベトナムに子会社を設立しており、国内だけでなく海外にも生産拠点を持っております。
「物づくりは、人づくり」という理念の下、「社外研修制度」や「全員参加の改善提案制度」など様々な取り組みがなされています。
会社名 | 株式会社名古屋精密金型 |
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本社所在地 | 愛知県知多郡東浦町大字緒川字北鶴根66-5 |
営業時間・定休日 | 公式サイトに記載なし |
電話番号 | 0562-84-7600 |
URL | http://www.nagoya-sk.co.jp |
創業から名古屋において自動車のランプ部品を主に扱っています。「品質保証・高い技術力・実習制度での技術の底上げ」をモットーとしており、アルミを用いた鏡面金型の分野で射出成形の品質安定化を実現しました。
副社長は厚生労働省から「現代の名工」として表彰され、黄綬褒章も受章するほどの高い技術の持主。その技術が若い世代へと引き継がれています。
国内に熊本工場、ベトナムに子会社の設立をしており、微細加工技術や鏡面磨きで各方面に貢献しています。
国内外すべての事業所で国際品質保証規格ISO9001:2015の認証を取得。また、自動車産業向け(ISO/TS16949)、医療機器向け(ISO13485)のISO品質マネジメント規格認証を別で取得しており、厳格な品質管理で金型作成・部品成形に対応します。
創設(1970)以来、生活雑貨や家電製品などの金型を手がけてきたノウハウで、熱可塑性樹脂金型、熱硬化性樹脂金型、ダイカスト金型のいずれにも対応可能。金型品質とコストのバランスを考慮しつつ提案してくれます。
化粧品・食品容器金型製造を手がけて50年。「職人×多能工」の考え方で、機能とデザインを両立させた化粧品容器の金型を製作しています。製品のイメージがあれば、図面がなくても発注できます。