不動プラスチックス製作所

引用元：不動プラスチックス製作所公式HP
(http://www.fudo-pla.jp/)

プラスチック部品の製造から二次加工・組立まで一貫した生産を行っている不動プラスチックス製作所では、同社の金型製作やプラスチック成形の特徴、対応事例などを紹介しています。

不動プラスチックス製作所の金型製作の特徴

不動プラスチックス製作所では、コストを抑えられる簡易金型を提供しています。金型の内部のみを設計し、外部は会社内で共有される金型を使用することにより、標準金型と比較して初期コストを削減し、納期を早くすることが可能です。

簡易金型では、内部の入子部分のみを特別に設計し、外側は共用既存の金型を使用して対応します。このアプローチは、通常の金型と比較して初期のコストが低く、製造までの時間も短いという利点があります。

また、光造形技術では実現できない機能的モデルを作成することが可能であり、使用される金型用の鋼材は柔らかく加工が容易なため、迅速な納品が可能であるという利点があります。

逆に、形状が複雑な場合に向かない、高温・高圧樹脂の成形には向かないなどのデメリットもあるため、事前にしっかり相談して製品に向いている金型かどうか判断する必要があるでしょう。

不動プラスチックス製作所のプラスチック成形の特徴

プラスチック成形では、NC加工機による切削加工で製品1個の試作から対応しています。金型作成や射出成型に必要な初期投資と比較して、低コストでのプロトタイピングが可能です。これは、限定数量での生産や新商品の試作モデル作成に適しています。

ほかにも、3Dデータを基にして、UV硬化性の液体樹脂に紫外線レーザーを当て、形を作り上げる光造形法をも採用しています。これは、図面の形状・厚さ等の検証や、複製品を製作するためのサンプル品として製作するものです。

積層法を使用すると、複雑な形状の製作が可能であり、高い精度での加工が実現できます。また、3Dデータがあれば、コストを抑えつつ迅速に製作が可能などのメリットがありますが、耐衝撃性や耐硬性に劣る形状モデルのため機能モデルには向かない等のデメリットもあります。

不動プラスチックス製作所の対応事例

引用元：不動プラスチックス製作所公式HP
http://www.fudo-pla.jp/plastic/index.html?lid=531

切削加工による機械部品。6ナイロンのグラスファイバーを用いて金属から樹脂への素材変更を行った事例です。

引用元：不動プラスチックス製作所公式HP
http://www.fudo-pla.jp/plastic/index.html?lid=531

切削加工による駆動部のギア。駆動部のギアで寸法精度の精密さと強度が求められる部品で、成型と切削の複合加工で対応しています。耐性・強度が必要な機械部品の試作事例です。

引用元：不動プラスチックス製作所公式HP
http://www.fudo-pla.jp/plastic/index.html?lid=531

簡易金型による成型の介護用ベッドのスペーサー。5日間で簡易金型の製作・成型を行い短納期を実現した事例です。

不動プラスチックス製作所の特徴

不動プラスチックス製作所は、プラスチック部品の製造から二次加工・組立まで一貫した生産を行なっています。コストを抑えられる簡易金型の提供、製品1個の試作から対応可能なNC加工機による切削加工、複雑な形状も製作可能な光造形によるプラスチック成形を採用し、ISO9001、ISO14001を取得して高品質・低価格の生産を目指しています。

ほかにも、設備の貸出なども行っており、顧客のニーズに合わせた提案をしてくれる事業者です。

不動プラスチックス製作所の会社情報

不動プラスチックス製作所のまとめ

樹脂・プラスチックの試作・モデル品製作を得意としており、新製品開発や既存品の小型化・軽量化などの改良について提案や試作の製作を行っている不動プラスチックス製作所。

コストダウンのためにできることにも力を入れており、初期投資が少なく納期が早い簡易金型の提供や、NC加工機による切削加工で1個からの試作、複雑な形状も製作可能な光造形など、安価・短納期で製作できるよう提案してくれます。

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